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【滋賀県・愛知郡】紅葉名所①金剛輪寺・愛犬と巡る秋の旅

11月も終わりになると、全国の紅葉の見頃はピークを迎えます。

今回はまさにピーク真っ只中にある滋賀県の紅葉の名所、湖東三山の金剛輪寺と西明寺へ愛犬と行ってきました。

どちらも由緒あるお寺ゆえに堂々としていて、長い年月を感じる建造物や仏像等の文化財は迫力と見応えが凄いです。

紅葉シーズン等は特に観光客でにぎわう金剛輪寺と西明寺。鮮やかな紅葉が美しく、写真を撮る手が止まらなかったので、今回は紅葉の写真を多く載せてしまっています。

全ての光景に目を奪われるような場所だったので、紅葉シーズン以外でもぜひまた愛犬と一緒に行ってみたいと感じました。

湖東三山の真ん中 金剛輪寺

湖東三山の総称で呼ばれる3つのお寺のうちの1つ、金剛輪寺。

紅葉シーズンは血染めのもみじが鮮やかに色づく、自然に囲まれたお寺です。

2013年、車で約1分の場所に湖東三山スマートインターチェンジが開通し、遠方から来る人にとってはとても便利になりました。

インターを降りてすぐの信号には、湖東三山の3つのお寺への行き先が大きく書かれた看板が目に入るので道に迷う心配はありません。

金剛輪寺には臨時駐車場も多く、総門前にも広々とした無料駐車場があり、拝観受付の方に申し出ると本堂近くの駐車場まで行くことも出来ます。

金剛輪寺での犬連れは、本堂内以外はリード付きで入れますが、有名なお寺なので人が多くなってきたら危険がないように抱っこするか、かご等に入れるようにしましょう。

名勝庭園に千本地蔵を彩るあふれんばかりの紅葉

金剛輪寺の入り口は、「黒門」とも呼ばれる総門。もうすでに紅葉が綺麗です。

朝早くに行ったので、まだお掃除をされています。紅葉するこの時期は、葉が毎日沢山散るので掃除が大変だとおっしゃっていました。

お掃除をされている方々に感謝の心をもって、ありがたく綺麗で美しい境内を拝観させていただきます。

総門から入るとまず拝観受付があるので、入山料600円を払います。

お掃除の方もそうでしたが受付の方も気さくで優しく、うちのわんこを可愛がってもらいました。

襲いかかるような勢いのある見事な紅葉。

真っ赤な色だけではなく黄色に緑の紅葉もあって、ずっと上を見上げながら歩いてしまいます。

この道の先、右手には精進料理がいただける華楽坊、気軽にうどんやぜんざい等をいただける豆の木茶屋があります。

突き当たりには阿弥陀如来を本尊とする西谷堂があり、阪神淡路大震災の没者も祀ってあるので手を合わせました。

道を進むと名勝庭園に行ける白門があるので入ります。

ここは金剛輪寺の本坊・明寿院で、その庭園が桃山から江戸中期にかけて造られた名勝庭園です。

明寿院の中は靴を脱いだら見れますが、今回は犬連れなので縁側に座るだけ。

この庭園には冬に咲く桜があり、まだポツポツですが可愛らしく咲いた桜を、紅葉をバックに見ることが出来ます。

ここから本堂までの参道には千本地蔵がずらり。

どのお地蔵さんにも風車が供えられていてとても可愛らしいです。

この参道はゆるやかですが少し疲れる上り坂。自然な山の中を歩いているような道で、この日は野生の猿の親子連れに出会いました。

迫力満点!国宝に重要文化財に神秘の仏像

参道を歩き続けると出ました、重要文化財の二天門。

「二天」とは時国天と増長天を指し、七難即滅を願って大草鞋が掛けられています。

国宝である大悲閣本堂では、令和3年12月12日までの期間限定で秘仏日本最古の大黒天(金運の神)が御開帳されていたので、わんこは家族と外で待っていてもらい拝観しました。

大きさが意外と小さかったのですが、それでも運をつかんで離さないような力強さと神々しさがあります。

その他にも数々の仏像を拝み、本堂内の裏側までぐるっと回って仏像や建築の隅々まで目に焼き付け、貴重な体験が出来ました。

本堂の周りも一面紅葉しています。

わんこはあまり色を認識出来ないそうですが、うちのわんこ、食い入るように眺めていました。

あなたの目にはどんな風にこの光景が見えているんだろう。

待龍塔とも呼ばれる、重要文化財の三重塔です。

ちょっと近くで撮ってしまったので全てが写っていないですが…。三重塔も本堂も本当に細かく丈夫に美しく建造されています。

金剛輪寺に来たら欠かせない、名物みそでんがく。これは食べなきゃ損です。

自家製味噌と永源寺のこんにゃくは相性が良すぎて手が止まりません。

固すぎずやわらかいこんにゃくは臭みがなく、少し甘めの味噌はとても優しい味。

金剛輪寺を拝観した後に食べると、すごくほっとします。

みそでんがくでひと息ついたら、今度は西明寺へ。こちらも滋賀県では有数の紅葉名所。

いったいどんな景色が見られるのか、少し疲れたうちのわんこにおやつをあげてワクワクしながら向かいます。

西明寺グログはこちらから

天台宗 金剛輪寺概要
(※2021年11月の情報)

愛犬と一緒に参拝できる血染めのもみじが鮮やかな自然に包まれたほっとするお寺

施設名 天台宗 金剛輪寺
住所 滋賀県愛知郡愛荘町松尾寺874
アクセス ETC車・名神高速道路 湖東三山スマートインターチェンジを降りて信号右折後1分

一般車・京阪神方面は、名神高速道路 八日市インターを降りて信号直進、東近江大橋を越えて国道307号線を彦根方面へ12分

中京方面は、名神高速道路 彦根インターを降りてすぐの信号を左折し国道307号線を直進20分

その他:入山料(拝観料)お一人様600円

営業時間 8:00~17:00
定休日 無休
駐車場 総門前・300台程度の無料駐車場

二天門前・拝観受付に申し出が必要

入場時必要な物 リード、犬のトイレ用具
マナー 短めにリードを持ち、人が多くなったら抱っこ等
公式サイト http://kongourinji.jp
地面 石畳、土、天然苔
屋根 なし
トイレ 4カ所
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