10月も終盤、気温も下がっていよいよ秋がやってきましたね。
私が住んでいるところではまだあまり紅葉が見られないのですが、今回行ってきた信楽ではどの木も紅葉していて、とても綺麗で見事でした。
そして信楽といえば、朝ドラ「スカーレット」でも物語の中心となった、火鉢やたぬきの置物の信楽焼が有名です。
信楽の陶芸の森では、綺麗な紅葉と、沢山のあたたかみのある素敵な焼き物に出会うことが出来ました。
そして陶芸の森からすぐ近くにある大小屋では、わんこと一緒に食事と買い物が出来るので、愛犬も飼い主さんも安心してゆっくり時間を過ごすことが出来ます。
紅葉、芸術、食事、買い物と沢山の時間を愛犬と過ごせた、信楽の陶芸の森と大小屋の様子をお伝えしていきます。
紅葉が広がり信楽焼のたぬきが出迎える陶芸の森
陶芸の森には4つの駐車場がありますが、そのなかの第4駐車場には、かわいい犬のユニークな車止めがあります。
木々も紅葉していて、信楽のあたたかい世界に迎え入れてもらえた気がして嬉しくなりました。
信楽焼のたぬきが出迎えてくれます。たぬきの表情が良い味出していて、これはつい写真撮っちゃいますね。
陶芸の森自体とても広くて、最初に向かった火の丘がある太陽の広場でも十分すぎるほどのびのび過ごせました。
信楽産業展示館では最新の信楽焼を見て買えて、横にはカフェレストランBROWN RiCE AND WATERが併設されているので、食事や飲み物でひと息つくことが出来ます。
秋一色の世界。
ふかふかの地面には落ち葉が沢山落ちていて、ますます秋を感じました。
すごく広くて余計な物はないのに、寂しくなくてあたたかみがある空間は、永遠にいられるほど居心地が良かったです。
頭に落ち葉がからまったうちの愛犬、どんな気持ちの顔なんでしょう。
広場の木々の根元には、ちょうど日陰になる場所に色や柄が様々な椅子のオブジェが置かれています。
きのこみたいにポコポコと沢山置かれていてとても可愛いので、休憩するも良し、写真に撮るも良しのスポットです。
火鉢ロードとオブジェを巡り、窯の炎に心奪われる
太陽の広場から上へ行く長い階段の左右には巨大な壺が置かれています。
迫力ある壺に焼き物の世界へいざなわれた気がして階段を上れば、火鉢ロードに合流しました。
ひとつひとつ違う絵付けがされていて、それぞれで印象の変わる信楽伝統の火鉢を眺められて貴重な体験でした。
火鉢ロードを上るとたどり着く陶芸館の周辺では、6つのオブジェが設置されているので写真を撮りました。
まずはたぬきと一緒に。
やっぱり超小型犬のヨークシャーテリアは小さいですね。たぬきが大きく見えます。
個人的にはアーノルド・ジマーマンの「狂った森」というはにわのような作品が気に入って、そこでも愛犬と撮ったのですが、一切笑顔は見せてくれませんでした。
こうやってフォトスポットとして外にオブジェが置かれていると、誰でも気軽に気兼ねなく芸術に触れることが出来て、とても良いですよね。
この陶芸館から右へ進むと、星の広場という野外展示場に行きます。
野外を生かした作品や、野外だからこそ意味を持つ作品に囲まれて、異空間な感じでした。
泉の広場まで移動してくると、穴窯が見られます。
園内にある創作研修館で陶芸家の方々が作品を創ったときだけでなく、一般の方にも貸し出しをして作品を焼いています。
こちらは穴窯と同じく信楽焼伝統の窯である登り窯です。
構造上1度に大量の作品を焼くことが出来て、焼き上がりや炎の温度を保つことに職人の勘や腕が光ります。
どれくらいの頻度で焼いているのかは分かりませんが、今日は実際に焼いている瞬間を見ることが出来ました。
火の番をしている職人さんにお話を聞いたところ、現在窯の中は1200度だそうです。
秋や冬などは良いですが、夏は熱くてやらないとおっしゃっていました。他にも登り窯や穴窯の説明をしてくださいました。
火の燃える音も温度も職人さんも窯自体も、全てが独特で唯一のような存在に心奪われます。
これが信楽の焼き物の世界なのだと実感して体感出来て、ああ来て良かったと心から思いました。
大小屋のカフェレストランで愛犬と一緒に近江牛料理を堪能
陶芸の森を巡った後、すぐ横にある大小屋へ。
ここではわんこを抱っこかキャリーに乗せれば、店内の焼き物ショップを一緒に見ることが出来ます。
さらにカフェレストランでは店内の席でもテラス席でもわんこと一緒に食事が出来ますし、わんこ用メニューやドッグランもあります。
ただしわんこと利用する場合はルールがあるので、しっかりと守って利用しましょう。
・店内では抱っこかキャリーを利用する。
・大型犬で抱っこできないわんこの場合は店員さんに相談して別の通路を案内して貰う。
・レストラン内で吠えるわんこは退場していただくことがある。
・一般的で常識内のしつけが出来ていて、他のお客様にご迷 惑にならない。
・店内周辺のわんこのおしっこには十分に気をつける。
・ドッグランの利用は店内レジにて済ます。
うちの愛犬は人におびえて吠えるので心配しながら行きましたが、店員さんも優しい方でしたし、もう1組の愛犬連れの方のわんこも意外と吠えていて、少し安心してくつろぎました。
店内もそうですがテラス席もとてもオシャレな空間でした。
大小屋の入口側の隅の席を取ったので、この写真では左奥にドッグカフェや大型犬のわんこ用通路があります。
こだわりが感じられるメニューばかりで悩みましたが、近江牛の誘いには勝てません。
薄切りで油っぽくなく、近江牛の旨みだけを感じられてとても美味しかったです。
ティータイムもゆっくり過ごしたかったですが、限界の愛犬に急かされたので今回はここまで。
この後に大小屋内の焼き物ショップを見ましたが、陶器が沢山置いてあり、わんこを抱っこしたままは怖かったので外へ出ました。
皆さんももし行かれるようなら、キャリーの方が安心出来るのでお勧めします。
ぜひ愛犬と一緒に素敵な時間を過ごしてください。
まとめ
今回は滋賀県甲賀市信楽にある、陶芸の森と大小屋へ愛犬と行ってきました。
本当にこれまでで1番長く愛犬と一緒の時間を過ごせたなという印象です。
陶芸の森は広いので夏は熱いかもしれませんが、まさに今の季節は辺り一面に紅葉が広がっています。
火鉢やオブジェも紅葉に包まれて、また一段と味わい深く感じられました。
実際に焼いている窯にも出会えて感動させられるので、ぜひ信楽の芸術、焼き物の世界が広がる陶芸の森と、近江牛が堪能できる大小屋へ愛犬と一緒に行ってみてください。
滋賀県 陶芸の森概要
(※2021年10月の情報)
信楽焼のたぬきに出迎えられて、愛犬と一緒に信楽の焼き物を全身で感じる陶芸の森で心地良い時間を過ごしませんか?
施設名 | 滋賀県立陶芸の森 |
住所 | 滋賀県甲賀市信楽町勅旨2188-7 |
アクセス | *京阪神方面から:名神高速道路 草津JCT→新名神高速道路へ「信楽I.C.」より約8分
*奈良、和歌山方面から:西名阪自動車道→名阪国道へ「壬生野I.C.」より約30分 *名古屋方面から:東名阪自動車道 亀山JCT→新名神高速道路「信楽I.C.」より約8分 |
営業時間 | 19:30~17:00(陶芸館、信楽産業展示館への入館は16:30まで) |
定休日 | 毎週月曜日(月曜日が祝日のその翌日、年始年末、陶芸館のみ展示替え期間および冬期は閉館) |
駐車場 | 無料第1~4駐車場、普通車約250台、大型バス約10台 |
入店時必要な物 | リード |
マナー | 館内へわんこは入館禁止。わんこの排泄は責任を持って必ず処理する。 |
トイレ | 4カ所あり(車いす対応トイレ、オストメイト対応トイレ、ベビーシートあり) |
公式サイト | https://www.sccp.jp |
スペースについて | 非常に広いが放し飼いは禁止 |
地面 | 芝生、苔、コンクリ-ト |
大小屋 概要
(※2021年10月の情報)
愛犬と一緒に信楽焼に触れ合い、絶品近江牛料理が堪能できる焼き物ショップ&カフェレストラン大小屋
施設名 | 大小屋 |
住所 | 滋賀県甲賀市信楽町勅旨2349 |
営業時間 | 10:00~17:00 |
定休日 | 不定休(要問合せ) |
駐車場 | 国道307号線沿いに面した駐車場と、横の坂を少し上がったところに第2駐車場 |
わんこメニュー | あり |
同伴条件 | ・店内は抱っこ又はキャリーを利用する
・テーブルの上でのわんこの飲食は禁止。椅子を利用する場合はタオルかシートを使用する。 ・大型犬で抱っこ出来ないわんこは店内レジへ相談し、別の通路を案内してもらう。 ・店内及びカフェレストランで吠えるわんこは退場してもらう場合がある。 ・一般的な常識内のしつけで、他のお客様のご迷惑にならないように配慮する。 ・ドッグランの利用は店内レジにて受付を済ます。 |
公式サイト | http://www.oogoya.co.jp |
instaglam | https://www.instagram.com/oogoya/ |
席について | 室内には一般席とペット同伴席。室外にはテラス席。ドッグランにも8テーブル分 |
地面 | 芝生、苔、コンクリ-ト |
持参するもの | 室リード、キャリー、椅子に敷くタオルまたはシート |
併用施設 | ドッグラン・1回入場(当日のみ、再入場可)税込500円
年間入場(発行日より1年間)税込み2200円 その他/陶芸教室 |
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