真夏だからこそ行きたい避暑地・鞍馬寺
皆さん、暑い夏だからこそ愛犬と一緒に涼夏を感じに行きませんか?
今回は京都の避暑地であり最強のパワースポットでもある鞍馬寺と食事処・雍州路へ行ってきました。
まだまだ続く猛暑とコロナ禍で、なかなか街中や人が多いところへは行けないですよね。とくに人間より体温の高いわんこと一緒だと、余計に行き先に悩みます。
鞍馬寺はまさに猛暑と密を避けた、私たちにとってもわんこにとっても涼しくて心地良い素敵なスポットでした。
愛犬のヨークシャーテリアを連れて訪れた鞍馬寺と、わんこと一緒にほっとひと息つける食事処・雍州路の魅力をご紹介します。
超小型ヨーキーが行く 大自然と霊気に満ちた鞍馬寺
当日は雨上がりだったので、気温も湿度も上がるだろうと熱中症対策をよぶんにしていきましたが、さすが京都の奥屋敷。
気温が25度と低く、大自然に囲まれて涼夏を感じました。
地面が湿り樹木が輝き、さわやかで冷たい風が通る鞍馬寺をうちのわんこはとても気に入ったみたいで、どんどん先へ先へと笑顔で進みます。
超小型ヨーキーの笑顔とともに、鞍馬寺の見どころスポットをご紹介。
仁王門を抜けると広がる霊山の樹木
まずは入口にふさわしい迫力ある仁王門を抜けて、受付で愛山費300円を払います。この時に犬連れということを伝えると注意事項が書かれた紙をもらえるので、よく読んでおきましょう。
ペット連れの入山は可能ですが、ゲージに入れても一緒にケーブルカーに乗ることができません。
ペット連れの方は少し疲れますが、歩いて鞍馬山を楽しみましょう。ちなみにうちのわんこにはオムツをしてもらっています。
仁王門を抜けると木々に囲まれて、水の流れる音と苔に癒やされました。マイナスイオンを全身に感じます。
空気が美味しいってこういうことなのか、というような空間。
由岐神社で「大杉さん」に願掛けを
山道を歩いて5分とたたずに現われるのは、日本三大火祭の1つを行う由岐神社。
子授祈願・安産祈願で訪れる方も多いですが、1番に目に入るのは「大杉さん」と呼ばれる願掛け杉です。
写真に入りきらないほどの立派な杉から感じる圧倒的オーラ。ぜひ大杉さんのパワーやオーラを感じながら、願掛けをしてみてください。
ちなみにここの石段は1段が少し高く角度がきついので、元気満々の小型犬なら登れますが、子犬や老犬には危ないかもしれません。
露に濡れ幻想的な石畳と、美しく並ぶ赤い灯籠
由岐神社を抜けて義経公供養塔に手を合わせ、10分ほど山道を歩きます。
山の自然を感じて登り中門をくぐると、露に濡れた石畳の階段と映える赤い灯籠が現われ、別世界に入ったような感覚にワクワクします。
ここから本殿までずっと階段が続きますが、ゆるやかなのであまり疲れません。
うちのわんこは水分補給とおやつタイムを挟んで元気いっぱい、飼い主を率先して引っ張ります。
あっという間に到着 宇宙のパワー満ちる本殿
階段を上り始めて約30分、本殿に着きました。
最後に急な階段がありましたがそれでもあっという間という感じ。
本殿からは山々の景色が見渡せますが、意外と高くてこんなに登ってきたの?!と驚きました。
本殿だけでなくこの領域全体が清らかで、力がみなぎっているのを感じます。それもやはり金剛床があるからでしょうか。
何かを感じているのか、うちのわんこはこれ以上サークルには近づきませんでした。
ここでは中心の三角形を踏まないよう気をつけて真ん中に立ち、両手を広げて天を見上げると宇宙のパワーを授かるそうです。最強のパワースポットなので皆さんもぜひ。
本殿に挨拶をしたらさすがに疲れたのか、座り込んでしまったので休憩です。
本殿は開けた場所で日光が指すので気温が上がります。日陰で休みながら水分補給をしましょう。
ここからは、牛若丸の修行の場とパワースポットを巡りながら魔王殿へ向かう奥の院参道に進めますが、道が険しく時間がかかるので断念します。
仁王門から本殿まで約1時間かけて登りました。山の中は湿気がなく日光も当たらないですし、時折吹く風が冷たくて心地良かったです。
山道も階段もゆるやかで急斜面ではなかったので登りやすく、うちのわんこは帰りも元気よく足取り軽く下っていきました。
真夏の避暑地としてぜひわんこと一緒に鞍馬寺を参拝して、心身を清め願いパワーを授かりに来てみてください。
雍州路の絶品和スイーツでわんことほっとひと息
本殿から下り仁王門を抜けた左手には、わんこOKの食事処・雍州路があります。
外からでも分かる雰囲気の良さ。早速入ってひと息つきました。
メニューには雲珠そばや精進膳などの食事から、本わらび餅や栗ぜんざいといったデザートまで幅広く載っています。
うちのわんこは人見知りなので長時間滞在は難しく、食事はやめておうすというお抹茶に自家製わらび餅が付いているデザートを頼みました。
おうすは、わずかな苦みはありますがとても飲みやすく、風味豊かなきなこと白砂糖のバランスが抜群の透き通るような透明感ある自家製わらび餅は絶品です。
お店の方は明るくとても親しみやすい方で、うちのわんこが1度吠えてしまいましたが、「うちの子もこうだった」と笑っていらっしゃいました。心の広い方です。
席に着くと鞍馬山の水をわんこ用のお皿に入れて用意してくださいますし、ドッグフードも売っています。
他にも、テイクアウトの真っ黒天狗ソフトや牛若丸ソフトもあるので、店内に滞在するのが苦手なわんこを飼っている方でも雍州路を楽しめます。
一般のお客様もいますので、リードを伸ばすなどご迷惑のならないようにしてください。
予約も受け付けていますので、遠方からわんこを連れてくるときは電話予約をしておくと安心ですね。
鞍馬寺の駐車場と道案内
鞍馬寺専用の駐車場はありませんが、仁王門前には1回500円の駐車場が3カ所あります。
管理人の方がすぐに気づいてくれますので、先払いをして指定の場所に停めましょう。
鞍馬寺は山に位置しているので、近づくにつれて車道は狭くなります。けれど長い距離ではないですし急激に狭いわけでもないので、ゆっくり走って対向車と譲り合いながら進めばとくに問題はありません。
それより手前の道では電柱がけっこう車道寄りにつくられているのでスピードを出さず、ぶつからないように気をつけてください。
東京方面から車で行くと、京都東ICで高速を降りて街中を走って鞍馬寺へ向かうルートになりますが、街中は朝だと通勤車で渋滞になるような道を走るので、高速を降りてから1時間ほどかかります。
高速を降りてからの1時間も予定に含め、時間に余裕を持って行きましょう。
まとめ
京都の霊山・鞍馬山にある鞍馬寺と食事処・雍州路をご紹介してきました。
まさに避暑地という涼しさがある鞍馬寺は、金剛床だけじゃない数々のパワースポットと、大自然に囲まれた修行の場にふさわしい清らかさがあります。
また雍州路のお店の方を含めて、鞍馬寺で出会った方は皆さんとても優しく気軽に話しかけてくださり、素敵な人柄に触れることができて幸せでした。
身も心も清まり人の温かさにも触れあえる京都・鞍馬寺と食事処・雍州路。
ぜひ、皆さんも愛犬と一緒に訪れてみてください。
鞍馬寺の概要
(※2021年8月の情報)
牛若丸の伝説残る最強のパワースポット鞍馬寺をわんこと一緒に参拝しませんか?
施設名 | 総本山 鞍馬寺 |
住所 | 京都府京都市左京区鞍馬本町1074 |
アクセス | 東京方面は京都東IC、関西方面は京都南ICで降りてから約1時間ほど |
営業時間 | 本殿開扉9:00~16:15 霊宝殿開館9:00~16:00 |
定休日 | 霊宝殿は月曜定休(祝日の場合は翌日) 冬期休館12月12日~2月末日まで |
駐車場 | 鞍馬寺専用はないですが周辺に、1日500円の駐車場が3カ所、平日40分500円・土日祝25分500円の駐車場が1カ所あります |
ペット同伴飲食店 | 食事処・雍州路 |
マナー | ・リード着用1m以内で持つ・トイレは事前に済ます・排泄した場合持ち帰る・建物内には一緒に入れない・樹木などにつなげて放置しない |
公式サイト | https://www.kuramadera.or.jp/ |
INSTAGLAM | |
スペースについて | 山なのでどの大きさのわんこでも広々と歩けますが、石畳の階段では下山の人とすれ違うので注意してください |
ペットに必要なもの | リード、トイレシート含め移動に必要なもの一式 |
併用施設 | なし |
雍州路の概要
(※2021年8月の情報)
わんこと一緒にほっとひと息 精進料理と手作り和スイーツが楽しめる食事処
施設名 | 雍州路 |
住所 | 京都府京都市左京区鞍馬本町1074 |
アクセス | 最寄り駅は叡山電鉄「鞍馬駅」 |
営業時間 | 営業時間 10:00~18:00 |
定休日 | 火曜日 |
駐車場 | 店舗前に5台駐車可能 |
わんこメニュー | なし |
マナー | リード必須 |
公式サイト | www.yoshuji.com |
INSTAGLAM | なし |
席について | カフェシートを持参して椅子に敷きます。 |
ペットに必要なもの | リード、シート |
併用施設 | 鞍馬寺 |
コメント