立秋をむかえて最近は涼しい風が吹くようになり、過ごしやすい毎日になりましたね。
今回は、暖かな秋晴れの日に京都・嵐山公園で、愛犬とのんびり爽やかな朝散歩を楽しんできました。
嵐山は誰もが知る観光地。夏は人混みに加えて猛暑となり、秋は綺麗な紅葉を見るために人が押し寄せる大人気スポットですよね。
その嵐山でゆっくり愛犬と散歩するには朝しかない!と思い、早朝から車を走らせて行ってきました。
おかげで人の少ない時間帯に嵐山を巡れましたし、愛犬の笑顔もあふれて美味しいパンとコーヒーも堪能できたので、愛犬と一緒に嵐山へ行くときは8時や9時前後の朝の時間帯をオススメします。
眺めと自然が気持ちいい!嵐山公園亀山地区で愛犬とのんびり散歩
今回は嵐山公園でも亀山地区という、渡月橋を渡って天龍寺の裏にある公園の方へ行きました。
小高い山のような、ちょっとしたハイキングみたいにゆるやかな上り坂が続きますが、たくさんの木々のおかげでほとんど木陰になっているので、涼しくて居心地がいいです。
9月の暮れなので少しずつ紅葉し始めています。
立派なモミジの木もありますし、整備されていても山の自然が残っているので、来月には街では見かけない色々な種類の木々の紅葉を楽しめそうでした。
ここでは木々だけでなく苔も敷きつめられていて、とても綺麗で幻想的です。
ふかふかな苔の上をうちのわんこは気持ちよさそうに歩き回ります。木陰の苔はひんやりしっとりと、日向の苔はふんわりぽかぽかとしていて色んな歩き心地が楽しめたようで、わんこながらに苔を満喫していました。
階段がある道とない道があるので、自分で好きな道を選びながら歩けるというのもこの公園を楽しむポイントですね。
うちのわんこは階段があろうとなかろうと問答無用で突き進む、という男らしいというか単純な性格なので勇敢に階段を歩き続けます。
ここには小倉百人一首の石碑も所々に置かれているので、学びながら、詠いながらと風流な散歩もできますね。
歩き続けると展望台に着きました。
間近に現われる山の存在感、桂川に浮かぶ屋形船。秋の紅葉や春の花見には最高の絶景スポットです。
ベンチもあるので、涼しい風にあたり絶景を眺めながら休憩できます。
突如現われる神秘的な映えスポット「竹林の小怪」
亀山地区は自然や景色が美しいですが、SNSに載せる映えスポットや外国人観光客の方にも大人気である「竹林の小怪」も名所です。
広々とした公園に突如として現われる竹林。まるで巨大な竹のトンネルのようであり、日差しをほとんど遮るのでひんやりとした空気が流れています。
朝なのでそれほど人はいませんでしたが、でも皆さんここでカメラやスマホを構えて写真を撮っていました。
人がいないということは、観光客が写らない無人の竹林の小怪を撮れるわけですから、ここのスポットは朝が狙い目ですね。
竹林の小怪に来たらぜひ皆さん上を見上げてみてください。
竹の葉の隙間から太陽の光が入り竹を1本1本と照らし、陰と陽のコントラストが美しく見えるはずです。
写真を撮るときも自然の光ですでに盛れているので加工がいらないほど。光り輝いている無数の竹がとても綺麗で幻想的に写るので、ぜひ愛犬と共に映え写真を撮ってみてください。
そしてここには「大河内山荘庭園」という、映画俳優の大河内傳次郎が30年もの月日をかけて造りあげた四季折々の植物の美しさが楽しめる庭園もあります。
年中無休で9時から17時まで開園しており、小・中学生は500円、一般・高校・大学生は1000円の拝観料にはお抹茶が付いていますが、わんこは入ることができません。
残念ではありますが庭園に入ることを諦め、愛犬と竹林の映え写真を撮ることに集中しました。
休日散歩の最高のお供「パンとエスプレッソと嵐山庭園」
人の少ない朝の時間はゆったり散歩にとっては最高の時間ですが、嵐山の各お店はまだ営業時間前なのでシャッターが降りています。
嵐山公園を散策した後や、朝食を食べてこなかったときにぜひ寄って頂きたいのが、東京や大阪にも支店を構える有名店「パンとエスプレッソと嵐山庭園」
旧小林家住居の茅葺屋根が特徴的なお店で、8時から営業していますが人の出入りが途切れないほどの人気店です。
今回は9時半にお邪魔しましたがほぼ満席。事前連絡をしておくと縁側の席ですがわんこ連れでも入れます。
茅葺屋根のお店の方は「エスプレッソと」と呼ばれ、イートインでモーニングやカフェを楽しむことができ、横にある「パンと」と呼ばれるお店の方では様々な種類のパンを買うことができるので、ぜひ両方のお店に立ち寄ってみてください。
朝食にコーヒーとサンドイッチをテイクアウトして桂川沿いへ。
「エスプレッソと」を出て右手へ行くと嵐山羅漢が並ぶ道があります。細部まで表情豊かに彫られた石像は見事で、その数の多さにも圧倒されて少し肝が冷えました。
桂川に屋形船が並び遠くに渡月橋が見える風景は、時代をタイムスリップしたかのような感覚になります。
ノスタルジックな風景とゆっくり流れる屋形船を眺めながらベンチで朝食を頂きました。
温めてもらえるサンドイッチは、ザクッとした表面にかたすぎずやわらかすぎないパン生地で食べ応えがあり、サバやきんぴらごぼう、生ハムの具がとても美味しいです。
コーヒーだけでなくキャラメルマキアートやカフェモカもあるので、好きなドリンク片手に時間を忘れてしまうほど、桂川を眺めながらほっとしてしまいました。
犬好きな方が多く、たくさん挨拶してくださったので、うちのわんこもそろそろ人慣れしてほしいな。
まとめ
今回は、朝の嵐山公園亀山地区と「パンとエスプレッソと嵐山庭園」を巡ってきました。
亀山地区は山の木々や苔だけでなく、竹林の小怪や大河内山荘庭園といったつい写真に撮りたくなるほど美しい自然も見ることができます。
展望台からの眺めもよく、紅葉、花見シーズンは混んでしまうでしょう。
今回、9時に嵐山公園に着き約2時間散歩をしました。10時を過ぎるとだんだんと学生の集団や観光客が増えていくので、のんびり静かな嵐山での朝散歩を楽しみたい方は8時9時、それ以前の早朝でも気持ちよさそうですね。
今の季節、秋晴れの暖かな日差しと涼しい風が心地よく、ゆったりと爽やかな気温で朝散歩ができるので、ぜひ愛犬と一緒に朝の嵐山公園亀山地区を訪れてみてください。美しい紅葉ももうすぐ見ごろですね。
【京都市・嵐山嵯峨野】嵐山公園情報(2021年9月の情報)
堺四季折々の山の自然と名所「竹林の小怪」が美しい京都・嵐山公園亀山地区で、愛犬とゆったりお散歩を
施設名 | 嵐山公園亀山地区 |
住所 | 京都府京都市右京区嵯峨亀ノ尾町 |
営業時間 | 公園:なし 駐車場8:00~17:00※要確認 普通車1日1回1040円 |
休園日 | なし |
駐車場 | 京都市嵐山観光駐車場 |
入園時に必要なもの | リード。犬のトイレ対応用品 |
マナー | 一般の方の迷惑になるのでリードを長く伸ばしたり放し飼いはしないでください。犬のトイレは責任を持って必ず始末してください。 |
登録 | 不要 |
屋根 | なし |
トイレ | 桂川沿いと公園内に計3カ所 |
公式サイト | hwww.pref.kyoto.jp/koen-annai/ara.html |
スペースについて | 公園内も竹林も道幅は広いですが、特に竹林は観光客が多いのでリードは短く持ってください。 |
地面 | 整備されたコンクリートの道と、天然芝と苔の地面 |
近隣の施設 | 大河内山荘庭園 京都府京都市右京区嵯峨小倉山田淵山町8 9:00~17:00年中無休 料金 抹茶付き 一般1,000円 小中学生500円 |
アクセス | JR嵯峨嵐山駅から徒歩15分 京福・阪急嵐山駅から徒歩5分 |
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