【奈良/高市郡】町屋カフェ noco noco ～【奈良市】平城宮跡歴史公園

こんにちは。
今回は歴史的なスポットと、ならまちにあるテイクアウトできる絶品スイーツ店を巡ってきました。

町屋カフェのテラスでのんびり奈良の料理を堪能

高松塚古墳の歴史、ロマン、復元模写された壁画の神秘に感動した後は、お昼ご飯を食べに高取町へ少し移動。
日本一の山城・高取城を構え、くすりの町としても有名な高取町の土佐街道にある、『町屋カフェnoco noco』へやって来ました。

店舗横には15台収容の駐車場があります。

戦前の米蔵を改装したお店なのでとても趣深いです。
店内には入れませんが、こちらのテラス席はペット連れのお客様専用になっています。
12月なのでクリスマス飾りのリボンが付けてある下に、ペットのリードを引っかけておけるフックが設置されていました。
店員の方が、私たちの水と一緒にペット用の器にお水を入れて持ってきてくださり、犬に慣れている感じで気安く接してくださったのでほっとひと安心。

ランチメニューの牛すじ煮込みぼっかけうどんと悩みましたが、月替わり「ののこのこランチ」を頂きました。

オリジナルの味噌煮込みおでんや、あんかけがんもが絶品です。
ひとつひとつの料理がとても美味しくて優しくて、丁寧に作られているなと実感できるランチでした。

テラス席の左側には巨大なおひな様の作り物が仕舞われたので、つい記念撮影。

高取町の観光案内ホームページには、高取城を含めいくつかの観光スポットを巡るウォーキングコースも紹介されているので、愛犬を連れて高取町の史跡巡りをするのも楽しそうです。

広大で大迫力の平城宮跡歴史公園で朝散歩

奈良市の平城宮跡歴史公園をお散歩してきました。
駐車場は、朱雀門側に新しくできた1時間200円の有料駐車場が1カ所、無料駐車場が大極殿側に3カ所あります。
お散歩や運動をするには最高の広大な公園なので、平日の午前中でも無料駐車場の方へ次々と車がやって来ていました。
遺構展示館駐車場から第一次大極殿がある敷地まで、柱の部分だけ残された遺跡を左右に眺めながらのお散歩。

晴れていて景色を遮る建物がないので、綺麗な青空や公園の遠くの方まで見渡せてとても気持ちよかったです。

ペットは進入禁止の一次大極殿

まっすぐ歩いてくると現われる、ど迫力の第一次大極殿。

平城宮最大の宮殿として、国の最も重要な儀式が行われた場所でした。
残念ながらこちらの第一次大極殿院地区では、自転車、飲食に加えてペットの進入が禁止されています。
公園内の道の地面に地図が書かれている場所が所々にあるので、それを参考に進入禁止区域に注意して愛犬とお散歩してください。

第一次大極殿と朱雀門の間にある建造物、大極門・南門。
2022年3月に復原工事が完成し、立派な姿が見られました。
また、10時から18時まで公開され、実際に南門をくぐって奥に見える第一次大極殿まで歩くことができます。
南門から朱雀門までの中央区朝堂院は長い道のりでした。
かつての平城宮がどれほど広大であったか、つくづく思い知らされます。

長い道のりと線路を1本越えて、朱雀門にやっと到着です。
360度、どの角度から眺めても凜々しい出で立ちをしていて、ここまで歩いた甲斐がありました。
朱雀門は休館日の月曜日を除き、9時から16時30分まで公開されるので、南門と同じく実際に門をくぐれます。
朱雀門の正面にはまた広大な朱雀大路があり、平城宮いざない館では豊富な歴史資料が観覧でき、観光交流施設ではカフェやレストラン、体験コーナーも備わっています。
私たちはこのまま遺構展示館駐車場へ戻りましたが、1周回るのにかかった時間は約1時間30分でした。

少し疲れてお腹もすいてきたので、ならまち散策の方へ向かいます。

ならまち散策でテイクアウトの絶品スイーツ堪能

奈良公園の駐車場に車をとめ、公園内を散策しながらならまちまで行き、テイクアウトできるスイーツのお店を3つ巡りました。
奈良公園は東大寺に春日大社にと観光名所が揃うので、車で向かうと大変なのは駐車場です。
本当は、1回800円と安い駐車代の高畑丸山駐車場がよかったのですが見つからず、ぎりぎり1台入れた奈良大仏殿前のパーキングに駐車しました。
それでは、奈良旅最後に巡ったならまちの様子とスイーツ店をご紹介していきます。

奈良公園内よりも道路に沿った歩道の方が鹿さんが少なかったので、ならまちまでの道のりはできるだけ歩道を歩いて行きました。
くつろいでいる鹿さんはこちらをガン見していましたが、うちのわんこは我関せずの様子で堂々と無視です。

奈良大仏殿前パーキングから右手へ進み、奈良県庁前の信号を渡り、興福寺の正面にある階段を下ります。
興福寺の前には猿沢池園地があり、コンビニやトイレ、ベンチも揃っていました。
猿沢池を回り、左手の堀に率川地蔵尊という、船に乗ったお地蔵さん達が見える小道を入ればならまち到着です。

細い路地と密集した家々が建ち並び、写真のように昔から残されてきた味わいある家も多くあります。
古き良き日本というような趣と時代を感じさせますが、観光地として楽しめるようなお店もいろいろあるので、猿投池から近いスイーツのお店を3店巡りました。

テイクアウト可能な本格台湾豆花が味わえる『猿沢豆花』

ならまちの路地に入りまっすぐ歩くと、すぐ左手に現われるのが猿沢豆花です。
台湾の定番スイーツである豆花の専門店で、奈良の薬膳食材にこだわりがある健康的でヘルシーな季節の絶品豆花が味わえます。
冬期は温かい豆花も提供していますが、テイクアウトではお店の事情があり冷たい豆花だけを販売しているそうです。

お早めにお召し上がりくださいとのことだったので、先ほどの猿沢池園地に戻りベンチで実食。

定番の甘いタピオカ入り猿沢豆花、緑豆やカシューナッツが入った伝統豆花、白キクラゲや蓮の実が入った美人豆花の3種類がテイクアウトで選べます。
猿沢豆花は黒糖入りで甘いですが、他の2つは甘さが抑えられていて、薬膳食材が絶品でした。

奈良町来たら必ず寄りたいケーキ屋と、手土産に最適わたあめ

猿沢豆花からさらに直進、横断歩道をひとつ渡ると左手に見えるのが、ケーキ屋『をかし東城』。
店主のこだわり、センス、遊び、優しさがひとつひとつにぎゅっとつまったここでしか味わえないケーキばかりの名店です。
ならまちに来たら少し足を伸ばしてぜひ1度寄ってみてください。

最後に猿沢豆花まで戻り、左の路地をずっと進み看板が出ている角を右に曲がったところにある、わたあめ専門店の『Pamba pipi(パンバピピ)』へやって来ました。

子どもが夢に見るような大きなわたあめが買えるお店で、わたあめなのかと思う程、味のバリエーションが豊富で驚きです。

小さいサイズのわたあめもありますし、お持ち帰り用にパックされたものもあります。
色味があって可愛く、持ち運びやすい大きさと軽さなので、友達にちょっとしたお土産としていいですね。

鷺池に浮かぶ浮身堂

ならまちを巡り絶品スイーツを堪能したら奈良公園に戻り、途中の浮身堂に寄りました。
鷺池に浮かぶように建てられた檜皮葺（ひわだぶき）、八角堂形式のお堂で、周辺が木々に囲まれているので紅葉やイチョウが美しく、いい旅締めができました。

アクセス

町屋カフェnoco noco