「動物絵師」の第一人者として活躍する画家・竹馬(ちくま)先生。ボールペン1本で仕上げられ肖像画は、毛の1本1本まで繊細に描かれています。まるで“命を宿したような絵”を初めて見たとき、思わず息を飲まずにはいられませんでした。
この度、わんわんスタジアムにご縁があり、竹馬 こと 大矢清人さんにペットの肖像画に対する想いやこだわりについて、たっぷりとお話を伺いました。
(取材日:2023年11月6日)
「自分の絵が人々の幸せにつながれば」との想いでペット肖像画を描き続ける
| 「動物絵師」を始められた経緯やきっかけを教えてください。
幼少期の頃から似顔絵を描くのが好きで、映画館の前にある絵看板の絵描き職人になるのを夢見ていました。実家が呉服商を営んでおり、修業時代に出会った友禅作家との交流から私も作家を目指しましたが、故あって着物の世界を離れ、健康食品メーカーの営業マンに転職します。ペット用の健康食品を任された際にイベントで描いた1枚の絵がきっかけで『謎の画伯』として注目を集め、その後も似顔絵を描きプレゼントすると、顧客さまからの喜びの声や亡くなったペットの絵を手にした方からの手紙が多く寄せられました。「自分の絵が人々の幸せにつながれば」の想いで、現在もペットの肖像画を描き続けています。
| 現在はどんな活動をされていますか?
幼少期の頃から似顔絵を描くのが好きで、映画館の前にある絵看板の絵描き職人になるのを夢見ていました。実家が呉服商を営んでおり、修業時代に出会った友禅作家との交流から私も作家を目指しましたが、故あって着物の世界を離れ、健康食品メーカーの営業マンに転職します。ペット用の健康食品を任された際にイベントで描いた1枚の絵がきっかけで『謎の画伯』として注目を集め、その後も似顔絵を描きプレゼントすると、顧客さまからの喜びの声や亡くなったペットの絵を手にした方からの手紙が多く寄せられました。「自分の絵が人々の幸せにつながれば」の想いで、現在もペットの肖像画を描き続けています。
〈個展実績〉
2023年6月8日~6月20日 「Inu to Town 有栖川店」にて個展“動物絵師 竹馬展”を開催
2023年11月30日~12月4日 「猫カフェ 猫の屋おでん」にて個展“ねこてん”を開催
2024年2月20日~3月10日 「Books&cafe Wonderland」にて個展“うちの子”を開催
飼い主にしか見せない“その子の一瞬の表情”を丁寧に描き込む
| ペット肖像画のこだわりを教えてください。
描く際に大事なポイントはやはり“瞳”です。いつも必ず向かって左の目から描き出し、両目から鼻の位置、全体のバランスを整えていきます。目が生きていると言われるとうれしいです。瞳に映った飼い主さんを描くと「私が映っている」と涙を流される方もいます。
絵はボールペン1本で仕上げます。ボールペンならでは出せる質感や、「消せない」という緊張感もあり、今はこのスタイルになりました。小サイズではより質感を出すために水彩絵の具を使いますが、大きいサイズなら線だけで毛を表現出来るので色は不要です。時間をかけてじっくりと描いていくので、1枚仕上げるのに大体1ヶ月ほどかかります。少しお時間をいただきますが、1枚1枚真心を込めて描かせていただきます。
| どのようなご依頼が多いですか?
作品の3分の1ぐらいが亡くなったペットを描いてます。それだけで飼い主さんの気持ちが伝わってきます。お気に入りのお写真1枚をお送りいただければ、どんなご依頼でも描きます。過去に「昔に撮ったピンぼけの写真、これ1枚しか無いのですが…」とご依頼いただいた時は少し困りました。しかし、難儀であればある程やり甲斐があります。ご依頼主さまが何百とある我が子の写真の中から選ばれたその1枚に集中して語りかけると、飼い主さまの溢れる愛情が感じられ、「こんな風に描いてあげたい」というイメージが湧いてきます。そのイメージをより鮮明に、より印象深く仕上げています。ご依頼のシーンは様々ですが、飼い主さまにしか見せない、その子の一瞬の表情を丁寧に描き込みます。
ご依頼の他にもインスタグラムのフォロワーさんの過去投稿からたまたま目に留まった子がいたら許可を頂き、描かせてもらっています。犬の他にも、猫やウサギ、小動物まで、様々なペットと御家族愛を描かせていただいております。
絵から伝わる愛犬からのメッセージ
| 絵を通じて伝えていきたいメッセージはありますか?
ご依頼主さまから、「家宝にします」「みんなが見えるリビングに飾った」「寝室で見守ってくれています」 「涙が止まりませんでした」「母が元気になった」等のお礼の手紙やメールなどをたくさんいただきます。私からのメッセージではなく、「その子の想い(思い出)」が絵を通じ、その子から発する何かを感じてもらえたら幸いです。
【オーダーメイド】愛犬の肖像画
動物絵師『竹馬』先生により描かれる愛犬の肖像画です。
ご依頼主さまが何百とある我が子の写真の中から選ばれたその1枚から、我が子への眼差しをしっかりと受け止めて、その愛情に溢れた情報をより鮮明に、より印象深く仕上げられます。
・サイズ(額縁含む):31×18mm(絵の台紙サイズ 24×21mm)
・納期:ご発注から約1ヶ月
・金額:34,000円(送料含む・税込)
〈オーダーの流れ〉
Step.1 【今すぐ購入する】よりご注文ください。
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Step.2 ご注文を確認後、info@wanwan-dog.jp よりご登録のメールアドレスよりメールをお送りしますので、愛犬のお気に入りのお写真1枚をお送りください。
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Step.3 動物絵師『竹馬』先生により、肖像画を作成いただきます。
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Step.4 作品ができあがりましたら、お送りさせていただきます。
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